木々も冬木立になり、松・竹・梅が存在感を表します。
玉庭の庭の中の「松」の種類は、黒松・五葉松・大王松などで
松は千年の翠と言われていて、冬でも翠色が鮮やかです。
「竹」は庭内の土のいたる所から生えて五月頃は竹の子が頭を出します。
伸びても良い竹の子だけを残して、毎日出てきた竹の子を間引いてしまいます。
その竹の子は皆で美味しくいただいています。
そうして一ヶ月もすると良い竹の子は大きく伸びて竹になり、若竹の緑がとても綺麗です。
庭内をぐるりとその竹がめぐり、一年を通して更に緑が豊かになります。
「梅」は紅梅・白梅・しだれ梅・やり梅など数本あり、皆樹齢が百年以上の古木で、枝には苔が生しています。
冬の庭に彩りを添えて香りも楽しめます。
初春の頃から梅の花が咲き始め二月頃まで楽しめます。