台風シーズンも終わり、穏やかな風の吹く小春日和のこの頃。
箱根も行楽シーズンを迎え、賑わっております。
玉庭から歩いて5分の所にある早雲寺は、戦国時代の武将北条氏綱が父早雲の遺命により1521年に創建した臨済宗大徳寺派の古刹です。
小田原北条氏の5代の菩提所となっています。
1590年に豊臣秀吉の小田原攻めの際に本陣にもなりました。
連歌師飯尾宗祇の終焉の地として、多くの俳人が今も訪れております。
茶人山上宗二は、師千利休に再会する為早雲寺を訪れ、秀吉に惨殺されています。
日本の歴史と文化の大きな流れの中に今もこのお寺があります。
これからの季節は早雲寺の本堂の裏にある大銀杏が綺麗に色づきます。
手入れの行き届いた枯山水のお庭も是非ご覧下さい。